中国人は辛いものがすきか?

よく日本人が勘違いしてるのが、中華料理というものである。日本人がよく食べる中華は広東料理であって中華料理なんていうとこのばかでかい国で一つの定義を作るのはとても難しい。

広東を含む南部地方の人は何でも食うのでよく言えばグルメ、悪く言うとイカ食いである。中国人は食=健康という意識が強く、何千年もの間にとにかく何でも食ってみたようだ。その過程で漢方という分野が育ったらしい。臨床経験から導かれた漢方は効果が出るのに多少時間がかかるものの、西洋医学では治せないような症状に対して体質から改善するというアプローチで非常に有効なものだと個人的には思う。

大連は中国東北部であるが、家庭料理などを眺めていると特に辛いわけではなく、逆に非常にさっぱりしたものが多い。ただ量が尋常ではないのと、香辛料をふんだんに使うため濃厚な香りがする。口に入れてみると香りとは裏腹にあっさりした味付けだったりする。

で、中国の人は辛いものが好きなのだが、辛いものが得意なわけではない。唇を真っ赤に腫らして顔に湿疹を作ってる人に出会うことがあるが、多くは先日辛いものを食べたので。。という理由が多い。こっちの人は体質なのかどうか知らないが、異常に辛いものを食べるとものすごい皮膚症状が出る。

私も何度か四川料理などでとんでもなく辛いものを食べて胃を痛めたり、腹を壊したことがあるが、皮膚症状まではいかない。

辛さというのは慣れるものらしく、最近私は以前あまりに辛くて食べられなかった四川料理を楽しめるようになった。こうなるととにかく辛くないとうまく感じないのである。これは徐々に慣れるもののようで、この間も近所で串焼きを食べていて辛くないなと思って唐辛子をばさばさかけて食べていたら隣の中国人からそんなにかけたら辛すぎて食べられないでしょう?といわれた。実際平気で食べていたら驚かれたが、辛いものは慣れるのである。

こんなに辛さに慣れてしまって日本に帰ったら何を食っても物足りなくなってしまうのだろうか。ちょっと不安。

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