あきらめの早い中国人

中国人は諦めが早い。というか結論を出すのが早い、悪く言うと改善の努力をしない、失敗から何かを学ぼうとしない。

できなかったとき、自分にその能力がないからできない、だからもうやらないという風になる。何度も失敗しながらできるようになろうとはあまりしない。

前に糖尿病にかかったあとの中国人の言動について書いたが、これなども非常に興味深い。それは治そうという努力は絶対にしないで、逆にその原因となってしまった行動、暴飲暴食をさらに楽しんで死のうと選択のことだ。

世界経済の影響が中国にも出だしている。特に南部、広州のあたりは相当すごいことになってるようだ。広州は外国製品の下請工場が多く、今回の不況をもろにくらってしまってるらしい。

こうしたニュースはテレビではほとんど放送されていない。大連人の大半は知らないだろう。ネットなどで多少関心のある人は知ってるようだが、それでも東北部には関係のない話だという。

確かに大連はITの下請けがメインである。ITなんて書くとすごそうだが、実際には単なるフレームワークだの先進国で立ち上がったプロジェクトの外枠作りとコールセンターといった業務である。

最近では大連の雇用状況は非常に悪くなっており、今年の大連外国語学院の卒業生500人のうち就職が決まっているのはわずか50人、450人は未就職である。この人たちの大半は海外に留学にいくだろうといわれているが、留学経験のある友人いわく、こういう就職できないで留学するような人たちは行ってもあまり意味がない、結局日本で悪い習慣を身に着けて帰ってくるという。

では雇用条件はどうなってるか?というとこれも非常に厳しくなっていて、私の友人の彼女の勤める会社は一日12時間労働を基本とするといったらしい。つまり朝8時半に出勤して定時でも夜の8時半、実際には残業があるので深夜1時過ぎの帰宅も当たり前になるだろうとのこと。でもって基本給はまったく変わらないのである。

前にも書いたが、とにかく中国では人件費の安さを売りにしてる以上、コストは上げられないのだ。したがって不況になればこうした勤務を強いられるのは当然のことで、これから大連では男女を問わずにこのような厳しい勤務状況が続くと思われる。さらにひどくなっていくことも予想される。

中国のバブルが崩壊したら世界経済に与える影響がでかいというのを中国政府も声高に叫んでいる。つまり、私たちの現状を守れるようにしないとあなたたちも大変ですよとアドバイスだか脅迫だかよくわからない政府アナウンスを流しているのである。

たしかに中国経済が崩壊したら世界に与える影響はでかいかもしれない。だが、このむちゃくちゃな国を支えるということは単に地方の公安やら一部の特権階級のバブリーな生活を維持するだけで根本的なこの国の変化には結びつかないのだ。アメリカがBIG3を結局救えないだろうことはわかりきってるが、それも労働組合やら経営陣のどうしようもない贅沢環境を国が支える意味がないからこそだ。アメリカはBIG3の破綻で相当な傷を負うかもしれないが、世界レベルで見たとき、中国を救うことで世界経済の安定を考えようなどという考えに私は反対だ。

中国が崩壊するときは崩壊させ、今のこの特権階級にしばられた矛盾した世界を一気に改革すべきだと思う。それが未来の世界にとって環境的にも人権的にもいい方向へ向かうはずだと私は信じている。

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