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大連で部屋を借りるリスク 危ない話

妻の同僚が最近部屋を探している。

妻の会社は都心部にあり、前にも何度も書いたが大連では交通の便が非常に悪く、勤め人はなるべく会社の近所に住みたがる。都心部の部屋代というのはとんでもないボロ部屋でも2000から3000はするわけで一人で部屋を借りている中国人なんていうのは稀だ。

都心部に限らず大連で部屋を借りている中国人はほとんどがルームシェアである。たいがい二人で借りている。ひどい場合は4人だの5人なんていうのもあるが、中国人からすると大学の寮生活の延長みたいなものであまりなんとも思わないらしい。

二人で借りている場合は同じ会社に勤めているとかそういう場合が多いが、妻の同僚の場合適当にネットでルームシェア相手を探して見つけたまるっきりの他人らしい。で、部屋代は2500元、それを折半ということだが、最近になってルームメイトが部屋に彼氏を連れ込んで住みだしたり、妹を呼び寄せようとしたりということで、出て行こうということになったようだ。

女性が二人だけで借りる場合にはそれなりの約束を設ける。それは彼氏と住んだりしない、連れ込まないというような約束だったり、室内の共用スペース、たとえばトイレや浴室の使い方などだが、中国ではこうした約束はたいがいどちらかが守らずに喧嘩別れするのを良く見かける。

で、同僚の部屋探しを妻が仕事帰りに手伝っているわけだが、まあこの辺は妻も人がいいというか、頼まれると断れない人なので毎日毎日疲れていても手伝っていたわけだ。

労働公園近くで2000元ぐらいの物件というのはかなり難しい条件である。結局2週間ほど探していたがなかなか見つからない。妻も自分のことではないし、疲れ果ててしまっていたが、そこでとんでもない物件にひっかかってしまった。

部屋はかなり小奇麗で、広さも十分、家賃は2200だったらしい。同僚はここにするということで妻もこの作業からようやく解放されたと喜んでいた。

大家は家賃は半年分といっていたが、やはり1年分前払いと言い出して、22000元+保証金2200元、さらに鍵の取替え代は借主負担という形で契約は終了したらしい。

さて、荷物を移動して引っ越した日、妻は同僚の部屋に招待され会社帰りに訪問した。ところが電気がどこも使えないことに気が付く。この時点で気が付くのはあほだと私は思うが、電気は止められていたのである。前の借主が300元ほど電気代を溜め込んでおり、それを払わないと電気はつかない。

同僚さんは大家に電話して電気が使えるようにしてくれといったが、大家は何とかするといって結局その後数日電気は使えないまま過ぎた。

先日大家から連絡があり、部屋代を3年分前払いできる人がいるのでこの間の契約は無効、出て行けという内容だった。契約の一方的な破棄であり、引越しや鍵の取替えなどは一切大家は負担しないという。

私も妻もこの展開にはあきれた。というか今までもひどい話は腐るほど聞いてきたがこれほどひどい大家ははじめてである。

大家は訴えるなら訴えろといっているらしい。日本であれば契約もあるし、金はもう払ってあるのだからそのまま占拠してしまえば良いとも思うが、中国ではそもそも契約自体がどこまで相手にとって権利が発生しているのか曖昧だし、半ば口約束みたいなもんなんである。

中国では契約などあまり意味はない。仮にそれが書面であったとしても結局は力関係で上のものがなんとでもできるのだ。いうなれば相手の善意を期待するしかない。外資系企業などはこういう点でだいぶましだが、中国系企業などはこうした個人におけるケースと同じレベルで対応されることもあるから要注意だ。

さて、この同僚さんは今本当に困っている。前の部屋に戻るわけにも行かないし、大家からは引っ越さないと持ち込んだ荷物はすべて没収すると脅されているわけだ。今は結局彼氏の部屋で寝泊りする毎日らしい。

権利はこっちにあるから居座るべきだとも思ったが、問題は公共料金である。中国では部屋を借りたからといってその部屋の持ち主に請求書が来るわけではない。何しろ大家は部屋を貸していることすら税金を払いたくないために隠しているのが普通の国である。

公共料金は大家のところに請求が行き、それを大家が支払い、後で家賃とともにまとめて支払うというのが普通の段取りである。そういう意味で電気料金の未納というのはありえないはずなのだが、実際この同僚さんが借りた部屋では前の借主が電気代を払っていないということになっている。この辺にこの大家の嘘が見え隠れする。

大家自身が払っていないだけの話なのである。恐らくこの大家は前の持ち主の契約が切れるときに電気代も含めすべて請求し生産しているはずだが、大家自身がその公共料金を納めていないのだ。

こうなるとつまり大家は果たしてこの部屋を貸す気があったのだろうか?という疑問が生じるのだが、結局この大家は何がしたかったのか?

私はこう想像する。恐らく大家がこの同僚さんと契約を結んだ直後、大家の提示した家賃よりも高く借りたいという申し出があったのだろう。普通前の契約が成立していれば、次の契約などありえないが、大家は恐らく二十契約を結んでしまったのだろうと思う。

高くといってもせいぜい100元かそこらだと思うが、このあたりが中国人の大家のせこいところであって、わずかな金額であろうが、相手にどれほどの迷惑がかかろうが、自分が一切補償も責任も取らずに自己中な主張を押し付けてくるものなのだ。このあたりの感覚は日本人には理解しにくい。

中国における部屋の貸し借りがどれほどでたらめかというのは実際に現地に住んで自噴の足と目で探してみないとわからないことだが、安直に中国でのんびり暮らそうなんて思うと非常に痛い目に会う可能性があるということだ。
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