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使うカメラ、使わなくなるカメラ

私はカメラ好きである。

デジカメとフィルムそれぞれ使う用途に合わせて楽しんでいる。デジカメは結局DPシリーズに落ち着いた。フィルムカメラはライカとローライである。

一時は何十台も所有していた。それぞれ魅力のある機種ばかりで交換レズを含めると家族から白い目で見られるような感じだった。所有するものが多いと持ち出すときに迷いが生じる。

私は交換レンズを複数持ち歩かない。一度装着してしまうとそのレンズでずっと撮影する。そういう自分の傾向に気がついて、標準で気に入ったレンズ以外はほとんど処分してしまった。この時点でかなり身軽になったが、とはいえ、機械式カメラは日頃のメンテナンスが大事である。数年に一度ぐらいプロに見てもらうのだが、この費用が馬鹿にならないし、メンテナンスを受けていても唐突に不調はやってくる。そういう信頼性とメンテナンス周期を考慮して私が手元に残したのはライカとローライだった。

ローライフレックスはレンズが固定であるし、交換レンズなどせいぜいローライナー、ムター程度。交換レンズではなくてコンバージョンなのだが身軽だ。

一度メンテナンスをしてもらうと5年は確実に絶好調だし、この点についてライカも同様だ。ただしバルナックはメンテナンスして一年ぐらいでスローが不調になるなんてこともあって、そういう意味ではM型のほうが私の中で信頼性が高い。所有するM3は10年ほど前にオーバーホールして以来メンテナンス当時と同じ感触で動作している。

若い頃は広角ばかり使っていたが、実際に撮影した結果を眺めていて満足したのがすべて標準レンズだった。たとえば私の場合、ローライフレックスはクセノタールではなくてプラナーが好みだったし、ライカはズミルックスなんかも手を出してみたが、一番気に入ってしまったのはズマールだった。今所有するライカレンズはズマール、ズミタール、ズマロン、エルマーしかない。ズミクロンもズミルックスも手放してしまった。私は安価なズミタールやズマールのほうが多少癖はあるが撮影して満足できた。ズミルックスも35mmは手を出してみたい欲求があるが、ズミクロンの35mm8枚玉でがっかりした記憶があり、がっかりというのは変だが、つまり現代のレンズと同じ、当時としては非常に優秀だったのだろうが、今となってはありきたりの普通のレンズの描写であってズミクロンという名前がなければ特に何の魅力もないレンズなのではないかというがっかり感である。

レンズの味という言い方を私は好まないが、現代のレンズとは明らかに違う独特の雰囲気を楽しみたいのであれば私は戦前のレンズをお勧めする。たとえば私の手元にあるズマールは1936年製で後ろ球にはでかい気泡がある。前玉はズマールとしては奇跡的にオリジナル当時のまま美しい状態で傷ひとつない。昨今では山崎磨きなどで研磨されコーティングされたズマールが良くみられるが、一度借りて試写したところ私の印象では所有するコーティングされたズミタールとそっくりな描写でズマールではないなという印象だった。

手元のほとんど当時のままのズマールは独特の描写をする。始めて撮影したときこの雰囲気はどこかで見たことがあるなと思った。ふと思い出した。かつて大判カメラで撮影したネガを密着焼きしたときと同じ印象なのだ。

それ以来私はこのズマールが大のお気に入りになってしまい、こればかり持ち出して撮影している。このズマールがtに入る以前はズミタールがお気に入りだったのだが。

さて、ボディの話に移るが、35mmで普段持ち歩いているのはM3かD3である。ズマールか他の標準レンズを漬けてあり、広角が欲しいときはフジのティアラで撮影している。ティアラは非常に良く映るカメラでさらに小さくも散る久野にライカとティアラはコンパクトで使い勝手がいい。ティアラはコンパクトしてはとても気に入っていて壊れた時用に複数持っていたいカメラなのだが、価格が安定している上に品物も少なくなった気がする。どうやら私だけではなくそれなりに評価を受けているカメラらしい。

ティアラ以外の電池式カメラとしては以前流行ったLOMO LCAがある。私の所有するのは1991年製造のブラックロモとか呼ばれるタイプである。

このカメラは独特の写り、トンネル効果だとかいわれているが、わたしのLCAに関しては普通に良く映るカメラである。確かに開放気味で中央に明るい被写体がある場合は周辺減光が目立つが、空とかで雲を映すとかでない限り、それほど目立たない。個人的な印象ではオリンパスの初代XAだとかリコーのGRとかのほうがよほど減光する。

LCAは個人的には良く映る普通のカメラである。なぜこのカメラがかわいい移りをするカメラのようにいわれているのか理解できない。

変わった写りを期待するのであればGAKKENFLEX、大人の科学の付録であるがあれをお勧めする。この付録はとても楽しめる付録でこの時代にこんな面白いものを安価に提供してくれる学研という会社を尊敬する。

撮影してみればわかるが、トイカメラで面白いといわれる描写を大体楽しめる。さらにすばらしいのは二眼というスタイルである。私はローライにローライキンをつけて35mmで撮影したりするが、こんな手間を掛けなくとももっと自分の想像を超える面白さで実現できてしまうのだ。

もっとも感度の高いネガを使って遊ぶことが前提だが、ともかく面白くて楽しめる。

話を戻す。複数台のボディを持つということはそれだけメンテナンスも大変だということ。気に入ったボディを維持するのは苦にならないが使うか使わないかよくわからないボディは必然的に放置してしまう。これは機械にとって不幸なことだ。死蔵する本と一緒で一種の文化的監禁である。したがって私は読み終わった本はさっさと古書店に引き取ってもらうし、カメラもレンズも気に入らなければオークションに流す。

この方が使うボディのメンテナンスは楽だし、ボディが限られう事で使用頻度も増えて機会の調子が悪くなることが少なくなる。

年をとって使うものしか手元に残さないようになった。

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