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ハンマートーン加工覚書

前にバルナックライカ3cのメッキをはがしたと書いた。再メッキはどこも受け付けてくれなさそうなので、ペイントすることにした。中古カメラ屋などでたまにハンマートーンにリペイントされているのを見ていたので自分でもやってみたいと常々思っていた。

ネットで情報を検索するとルミエールとかいうところがやっているらしい。きっとやればできるのだろうと思い、海外のカメラ馬鹿のサイトなどを眺めつつ結局自分で実験しないとわからないという結論に達した。

そこで購入したのがplasti-kote社のハンマーフィニッシュである。一応プライマーも購入した。日本のサイトだと焼付けをすべきだという意見が多い。海外では焼付けをしていない人ばかりだ。プライマーについても賛否両論でミッチャクロンとか有名なプライマーもあるし、絶賛している人が多い一方、プライマーを使うとうまくいかないという意見もあり、これも試してみることにした。

ミッチャクロンは購入していないが、とりあえずハンマーフィニッシュを製造している会社のプライマーで試す。

プライマー自体は透明なものが多いらしいが、私の購入したのはレンガ色だ。

まず、下地の準備だが真鍮が出るまで紙やすりでしつこく磨いた。120番ぐらいのオーソドックスなもの。あまり細かいとぴかぴかになってしまって、塗料が乗りにくくなるらしいので適当に荒らす。

ある程度削り終わったら真鍮の美しさに案外このままでいいのではないかと元の計画をぶち壊すような気分になる。まあでも10円だって少し立つとあの小汚さである。ここはやはりペイントしよう。

いい感じに表面が荒れてメッキをはがし終わる。所要日数は3日ほど。もちろんずっとやっていたわけではないが、それなりに大変な作業だ。

ライカの文字刻印は案外深く、結構削った気がしたがまだまだ大丈夫そうだ。別に消えてしまってもいいので気にしない。

さて、プライマーを吹き付ける。透明なプライマーだといまいちちゃんと塗れているかわかりにくいらしいが、わたしのはレンガ色なので一目瞭然。

スプレーを吹くときは海外サイトの情報に従い、40センチぐらい離れたところから薄く往復するように吹き付けた。

プライマーを吹き付けて乾燥を待つ。あまり乾燥させすぎてもまずいらしい。プライマー自体が縮んでちりめん状になるらしい。

翌日触った感じはかなり乾いているのを確認して、いよいよハンマーフィニッシュを吹き付ける。

ハンマーフィニッシュという塗料はかなり特殊で吹き付けるときに注意点がある。

それは平面に対してはハンマートーンが出るものの、側面など垂直な部分は塗料が重力で落ちてしまってトーンが出ない。なので、それぞれの面に対して吹きつけを行う必要がある。

バルナックの軍幹部と底蓋は小さいのでお気楽といえばお気楽だが、それでも4回ぐらい乾燥、吹きつけを行う必要がありそうだ。面倒くさい

実際に吹き付けてわかったこと。

薄く吹き付けろと説明書に書いてあるが、薄く吹き付けるとトーンが出ない。ただの明るいグレーになってしまう。40センチぐらい離れたところから6往復ぐらいさせた。

一度これで乾燥させてみる。

かなり厚めの塗料で文字はすっかり見えなくなったが、乾燥するに従い文字がはっきり出てきた。しっかり塗料が乗ったところはハンマートーンになっている。塗料ののりが薄い部分はトーンが出てこない明るいグレーになってしまった。

また、下地の色がぽつぽつとスポット状に出てきてしまうので、下地は黒いハンマートーンにしたいのであれば黒い下地を使ったほうがいいかもしれない。

プライマーを使うべきかどうかについては、海外のサイトにもあるように使う必要がないのではないかと思った。プライマーは下地と塗料の中間に位置して両者をがっちり食いつけるためにあるのだが、普通の塗料はいいと思うが、ハンマートーンの場合これはむしろないほうがいんじゃないかと思った。

想像だが、私の購入したハンマートーンはブラックなのだが、吹きつけた後の様子を眺めているとスポット状の周辺からグレーになっていき、そこがモザイク状になりハンマートーンとなっている。このスポット状の部分が発生しないとグレー状のにじみが出ないため、モザイク模様も出てこない。

スポット状の部分は周囲よりもくぼんだ状態であり、薄くなっているわけでその部分はグレー、厚い部分はブラックとなっており、下地にサーフェイサーなどで均一にしてしまった場合はこの凹凸スポットが発生しにくくなり、ハンマートーンにはならないのではないかと想像される。したがってハンマートーンを適度に出したいのであれば塗料の食いつきも考えて下地表面を若干荒らしておくべきではないか。下地が滑らかになってしまえばしまうほど平坦化しトーンは出ずにただのグレーになってしまう可能性が高い気がする。

実際私の磨いた真鍮も手作業であるから磨きムラがありそのムラに沿ってモザイク模様の生成は変化が見られる。

磨きすぎたところはトーンがほとんどない。また、プライマーは薄くあるべきで厚くするとそれもまた平坦化を起こしてしまい、トーンが出にくくなると思われる。プライマーはハンマートーンの場合使うべきではないのでは?

まだ乾燥途中の経過待ちであり、けっかはよくわからない。塗料の説明書にはかなり堅牢で強度が高いと書いてあるが、かなり乾きにくそうな印象である。今梅雨時で乾くのには一週間ぐらいは様子を見るべきかなと思う。乾いたら表面の状態により焼きを入れるかそのまま組むか考えてみよう。ハンマートーンの覚書でした。結果はまたいずれ。



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