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稼げない中高年が増えている

生活保護受給者が着々と増えている。彼らは怠け者なのだろうか?実際に失業し就職活動をしてみればわかるが、40代以上の人が再就職を果たすのは非常に難しい。

40代50代といえば以前であれば会社の中核を担う世代であるが、これがいまどきの会社からすると金食い虫の厄介者になってしまうらしい。実際PCスキルや語学という部分において若い人に比べ学習が遅かったり、まったくできなかったりする人たちだが、それ以前に会社からするとコストが高すぎるというのがあるらしい。

中国でもそうだがスキルの高い一人に対してその給料で3人若い人が雇えるのであれば企業は2人雇おうとする場合が多い。これでその業務に対するコストは3分の2になるし、若い人は適応力があるので案外何とかこなせてしまったりする。

もちろん顧客からすると以前より対応が悪くなったとか品質が落ちたとか言う感想があるわけだが、いまどきの企業はコスト優先、顧客は二の次なので気にしない。

さらに人材はグローバル化、中国には英語日本語がそこそこできる程度の人材はかなりたくさんいる。日本だったら3ヶ国語そこそこできる人は少ない。これは日本人が劣っているわけではなくて、日本という国はもともと国内で需要供給が成立していた国であったからだ。海と山に囲まれ豊かな水源と平地を持つ日本は食料に関して自給自足できる国だった。工業国への転換というのはひとつの方向性だったが、これは果たして正しい選択だったかどうか今の状況を見ればどうだろう。農村は閉鎖的であってこそ誰も失業しないし相互扶助が成り立つ。

グローバル化された人材確保、さらにその人材が相手国の物価事情により安く雇えるとなれば企業はそっちに進出していく。結果、自国での雇用は維持する必要がなくなる。

窮すれば鈍するというが、人間は貧乏になると馬鹿になる。たとえば中小企業の経営者がとんでもない自転車操業をしていてその回転がうまくいかなくなったとき、深く考えずに街金に融資を申し込んでしまう。背に腹は帰られないというか切羽詰ったとき、その選択が破滅的なことであることなどあまり考えない。その場を何とかしのぎたいというのが大半の人間である、同様に企業もまた窮したとき後先考えずに安易に安い人材に飛びつくし、反日だろうが知ったことかと進出していく。リスクは後からやってくる。

ユニクロとかブラック系の企業はよく店長などに対して自分の店だと思って経営しろというような言い方で尻をたたく。まあこれは働く上では大事なことでは有る。確かに自分の店だと思って経営するのと働かされていると思ってのとではえらい違いだからだ。

私の家は自営業でそれこそ家族を含めて店に来るお客様には非常に気を使って生活していた。お客が来ないというのは収入がなくなるということであって、とにかくお客様に粗相がないよう生活していたものだ。客商売というのはそういうもので、日ごろの言動なんかにも気を使うようになる。その代わりお客様から好評をいただければそのまま生活が豊かになるのをダイレクトに体感できる。

この点について固定給でそういう意識を持てというのはちょっと難しいんじゃない?実感を持たせたいならもっとそのつきの利益に応じた変動給料制にしたほうが自分を経営者だという自覚を持たせることができるわけだが、それじゃ安定した固定給を求めてサラリーマンになった普通の人たちに対して不安を与えてしまう。

話がわき道にそれたが、窮すれば鈍するである。さて、勤めるというのはつまり自分の生活という会社を経営していると仮定して、その会社を運営していくために労働という担保で会社から金を借金していると想像してみよう。

この考え方で行くと子供はつまり子会社であってあなたが融資して作ったものだ。子会社である子供は育てる必要があり、継続した融資が維持できなくては将来利益を生み出せないかもしれない。この子会社をうまく成長させればあなたという親会社で使えなくなった人材を引き受けてくれるメリットがある。つまりあなたの老後だ。

このシステムには互助会費が含まれており、毎月あなたに融資される金額から一定額が差し引かれる。差し引かれたお金は一応あなたの老後の生活を保障するものとなっているかも。

結構安心なシステムな気がするんだが、それはあなたがしている借金が適正な値かどうかによる。たとえば本来坪100万円ほどの価値の土地に対して相手はわざと低く見積もり半分しか払わない場合あなたはその土地を手放すだろうか?普通の状態であれば手放さないが、非常に困窮していた場合泣く泣く手放してしまうかもしれない。

今日本における労働者賃金というのは非常に安く見積もられていると私は思う。ぎりぎり生活できる人たちが大半なんてこの国の経済規模を考えたらおかしな話だ。しかしみんな安いなと思いながらも仕方なく働く。それは生活があるからという理由で。文句なんか考えてる暇があれば働く、この姿勢が雇用者にとっては思う壺というか経済界一段となって低い賃金を維持し、それによりその状態が当たり前であると錯覚させる。

最初のほうで私はこれを労働を担保とした借金であるとした。なぜ借金か?借金であれば当然利息がつく。利息を含めた返済をする必要がある。

これがいわゆるサービス残業であって、日本の経営者が何の罪悪感もなくサービス残業を平然とさせているのは生活を人質にとって、労働を担保として金を貸してやっているのだから利息分もきっちり納めろということなのだ。

このサービス残業を含めて毎月の給料を時給で割ってみるといい。すると時給はわずか数百円であることに気がつくだろう。韓国並みの時給だ。

利息を返しつつ融資をしてもらう自転車操業、それが日本において会社に勤めるということであり、さらに受けた融資で子供を作り立派な企業戦士、つまり将来の働き蜂を延々と作ってくれることがこの利息を含めたエンドレスな借金返済地獄を維持する条件だ。


生活保護受給というのはこの社会保障と生活を担保にした借金地獄から追い出された中高年に残された唯一の選択肢かもしれない。積極的に活用すべきだが、いつまで維持できるか。



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